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伝統工芸士は優れた職人を認定する国家資格です。当社の伝統工芸士 善興（ぜんこう）作による「東京銀器」は、純度92.5％以上の銀を使い、鍛金や絞りの技法で一枚の銀板を成形して商品を作ります。製造工程のほとんどが職人の手作業で行われ、どの商品にも職人技が光っています。銀は熱伝導率が高く、湯沸に使えばお湯を早く沸かすことができます。商品の色合いは、銀の素材の色をお楽しみいただける「白」とまるで使い込んだような味わいのある古美仕上げをほどこした「黒」の２種類です。

銀製の器は銀イオンの働きで水の味をまろやかにし、お茶の味をより一層美味しくすると言われています。銀は貴金属の一種で材料としては高額なので、銀製の茶器には高級感と風格があります。銀製の茶器を使うことはステータスでもあるので格式を添える逸品として、お茶席やお客さまのおもてなしに最適です。ご自宅用としてお使いいただいても、生活に豊かな彩りを添えてくれます。また銀は、色合いや質感に落ち着きがあるので、華やかな絵柄の陶磁器などとも組み合わせやすい素材となっています。